不整脈

その息切れや動悸、不整脈かもしれません
不整脈は、「心臓の拍動のリズムが不規則な状態」になる病気です。
不整脈の症状・要因
代表的な症状としては、激しい動悸や息切れ、胸部への圧迫感があります。
また、ふら つき、めまい、失神などの症状が現れることもあります。
先天的な原因(副伝導路の存在や伝導ブロック)の他に精神的ストレス、過度の飲酒、喫煙などの要因や、かぜや花粉症の治療薬など刺激物質を含む薬によっても誘発されます。また器質的な心疾患や心筋虚血が隠れている場合もあります。
不整脈の検査・治療
不整脈の治療は、まず問診と心電図(ホルター心電図や携帯心電計を含む)を中心に診断し、どのような状況下、時間帯、頻度で起こるのかを調べます。不整脈の原因がわかったら、治療に移ります。
治療方法としては抗不整脈薬、βブロッカー、ジギタリス製剤などを内服して、症状や発作頻度を安定化させる薬物療法や心臓ペースメーカー、アブレーションなどの外科的な介入方法があります。
不整脈には治療の必要がない軽度のものから、生活に支障をきたすもの、突然死に至る重度のものまで様々ですので、自己判断せず、必ず医師の診断を受けましょう。健康診断で「心電図が異常」と言われた方も気軽に相談して下さい。