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コラム

熱中症対策にスポーツドリンクは必要?健康な方と持病のある方で異なる“正しい水分補給”のポイント

熱中症対策にスポーツドリンクは必要?健康な方と持病のある方で異なる“正しい水分補給”のポイント

こんにちは、阪神西宮よしおかクリニック 管理栄養士の安養寺です。

近年、日本の夏は「毎年のように記録的猛暑」といわれるほど暑くなっています。今年の夏も梅雨明けが早く、体が暑さに慣れる前に暑くなりましたね。

そこで気になるのが熱中症予防。
テレビCMや広告などでは、「熱中症にはスポーツドリンク」「経口補水液が必要」といった情報をよく目にしますが、皆さんはどのように水分補給をしていますか?

今回は、健康な方にとっての基本的な水分補給方法に加えて、当院でも多くの方が抱えている糖尿病や高血圧などの持病がある場合の注意点についてもわかりやすく解説します。

🔍この記事のポイント

  • 健康な方の水分補給は「水」または「お茶」で十分
  • 糖尿病・高血圧の方はスポーツドリンクや塩分の摂取に要注意
  • 気になる方は、医師や管理栄養士に相談を

水分補給の基本は「水」か「お茶」

まず、健康な方にとっての熱中症予防に必要な水分補給の基本は、「水」または「お茶」でこまめに飲むことです。

人間の体は、のどが渇いたと感じたときにはすでに軽度の脱水状態になっていることも。
ですから、「のどが渇く前」に少量ずつ飲むことがとても大切です。

また、日本人の平均的な食塩摂取量は1日約10gとされており、1日3食をきちんと食べている方であれば、塩分タブレットなどによる塩分摂取は基本的に不要です。

ただし、糖尿病や高血圧のある方は“飲み物選び”に注意を

一方で、糖尿病や高血圧などの持病がある方にとっては、スポーツドリンクや経口補水液の摂取がリスクになることがあります。

たとえば、あるスポーツドリンク500㎖にはスティックシュガー約8本分(約24g)の砂糖が含まれていたり、経口補水液には塩分1.5gが含まれていたりします。

これらを日常的に飲むことで、血糖値の急上昇や血圧の上昇につながる可能性があるのです。
さらに、糖分が多い飲料は、飲んでものどの渇きが取れず、かえって飲みすぎを招いてしまうという悪循環に陥ることもあります。

「塩分タブレット」や「経口補水液」は誰に必要?

「夏は汗をかくから、塩分をとったほうがいいですか?」という質問もよく受けます。

基本的には健康な方で、3食しっかり摂っているのであれば追加で摂取する必要はほとんどありません。
ただし、以下のようなケースでは、スポーツドリンクや塩分補給が適切となる場合もあります。

  • 炎天下での作業や屋外スポーツをしているよく汗をかく人
  • 食事量が少ない人
  • 高齢者や子どもなど、脱水リスクが高い人

とはいえ、このような状況でも糖尿病・高血圧の方は市販のドリンクを自己判断で選ばず、医師や管理栄養士と相談して選ぶことが安心です。

当院の対応

阪神西宮よしおかクリニックでは、糖尿病内科・循環器内科を専門とし、2名の管理栄養士が在籍しています。

スポーツドリンクや経口補水液の取り入れ方、日常の水分の選び方について、患者さまの体調や疾患に合わせた具体的なアドバイスを行っております。

「何を飲んだらいいかわからない」「夏の水分補給で失敗したくない」など、お悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

いかがでしたか?

水分補給の基本は「水」か「お茶」で、のどが渇く前にこまめに摂ること。
そして、「塩分補給」や「スポーツドリンクの利用」は、状況に応じて判断が必要です。

特に、糖尿病や高血圧などの持病がある方は、飲み物の種類や量が健康に大きく関わります。
この夏を元気に乗り切るために、体質や生活環境に合った熱中症対策を、私たちと一緒に考えてみませんか?

このコラムを書いた人

安養寺 祐実

夏の水分補給、意外と迷いますよね。「何を飲んだらいいの?」「これで大丈夫?」と感じたら、ぜひ気軽にお声がけください。
体調や持病に合わせて、無理のない方法を一緒に考えていきましょう!

管理栄養士 安養寺 祐実より

西宮市和上町の阪神西宮よしおかクリニックは、阪神西宮駅から徒歩3分、西宮市役所近くの立地にあり、近隣の皆さまの「かかりつけ医」として、日常的な体調管理から専門的な内科診療まで幅広く対応しています。

当院では、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病はもちろん、バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患、心臓・血管に関わる症状についても、適切な検査・診断・治療方針をご提案しています。

また、管理栄養士(糖尿病療養指導士)による栄養相談・生活習慣サポートも行っており、医師と連携しながら継続的な健康管理をサポートします。

一人ひとりの体調や生活背景に合わせて、検査や治療内容はメリット・デメリットを含めて丁寧にご説明しています。「これって受診すべき?」と迷うようなことでも、お気軽にご相談ください。

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