コラム
秋の味覚でたんぱく質補給!~すだち香る鶏肉とキノコのあんかけ~
こんにちは、阪神西宮よしおかクリニック 管理栄養士の安養寺です。
朝晩が涼しくなり、過ごしやすい季節になりましたね。夏の疲れが出やすいこの時期は、しっかりと栄養を摂って体調を整えることが大切です。
「最近、階段を上るのがきつくなった」「疲れやすくなった」そんなお悩みはありませんか?筋力維持には、良質なたんぱく質の摂取が欠かせません。
今回は、筋肉のもとになるたんぱく質がたっぷりの鶏むね肉と、旬のきのこを使った秋レシピをご紹介します♪
すだち香る鶏肉とキノコのあんかけ
★鶏むね肉を使ってたんぱく質を摂りながら、キノコの旨味とすだちの香りでしっかり減塩!

【2人分】 栄養価(1人分:エネルギー255kcal、塩分2g)※塩分は使う製品によって前後します。
材料
- 鶏むね肉 1枚(200g)
- しめじ 1/2P
- えのき 1/2P
- 舞茸 1/2P
(お好みのキノコでOK) - 白ネギ 5cm
- 油 大さじ1
調味料
(鶏肉下味用)
- 減塩醤油 大さじ1杯
- 酒 大さじ1杯
- 片栗粉 大さじ1杯
(あんかけ用)
- 水150cc
- めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ2杯
- みりん 大さじ1杯
(香り・飾り用)
- すだちの果汁 1/2個分
- すだち輪切り 3枚(1/2個分)
(水溶き片栗粉)
- 片栗粉 大さじ1杯
- 水 大さじ2杯
作り方
①鶏むね肉を1口大のそぎ切りにする(余分な脂身は取り除く)。ビニール袋に入れ下味用の調味料を加えてもみこみ、冷蔵庫で10分程度寝かす。
②キノコは石づきを取り、ほぐしておく。白ネギは斜め切りにする。すだちの半分は果汁を絞り、種を取り除く。もう半分は輪切りにしておく。
③フライパンを温め、油をひき鶏むね肉を中火で焼いていく。両面に焼き目がついたら、肉を端っこに寄せ、キノコ、白ネギを炒める。サッと材料に火が通ったらあんかけ用の調味料を入れ5分程度煮る。
④全体的に火が通ったら、一旦火を止め水溶き片栗粉を入れる。再度火をかけトロミをしっかりつける。最後にすだちの果汁をかけ、輪切りを飾る。
いかがでしたか?
鶏むね肉は高たんぱく・低脂肪で、筋力維持に最適な食材です。きのこの旨味成分とすだちの酸味を上手に使えば、塩分控えめでも美味しく召し上がっていただけます。
今回ご紹介したレシピは、1人分エネルギー255kcal、塩分2gと、糖尿病や高血圧の方にもおすすめできる内容です。
ぜひ、ご家庭でもお試しくださいね。
🔍ポイント
- 高たんぱく・低脂肪の鶏むね肉で筋力維持をサポート
- きのこの旨味とすだちの酸味で美味しく減塩
- 1人分エネルギー255kcal、塩分2gのヘルシーレシピ
当院には2名の管理栄養士が在籍しております。栄養相談をご希望の方はお気軽に医師へご相談ください。
このコラムを書いた人

秋は美味しい食材がたくさん!旬の食材を上手に使えば、健康的で美味しい食事が楽しめます。
「レシピのアレンジ方法を知りたい」「自分に合った栄養管理を相談したい」という方は、ぜひお声がけくださいね。
管理栄養士(糖尿病療養指導士) 安養寺 祐美より
西宮市和上町の阪神西宮よしおかクリニックは、阪神西宮駅から徒歩3分、西宮市役所近くの立地にあり、近隣の皆さまの「かかりつけ医」として、日常的な体調管理から専門的な内科診療まで幅広く対応しています。
当院では、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病はもちろん、バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患、心臓・血管に関わる症状についても、適切な検査・診断・治療方針をご提案しています。
また、管理栄養士(糖尿病療養指導士)による栄養相談・生活習慣サポートも行っており、医師と連携しながら継続的な健康管理をサポートします。
一人ひとりの体調や生活背景に合わせて、検査や治療内容はメリット・デメリットを含めて丁寧にご説明しています。「これって受診すべき?」と迷うようなことでも、お気軽にご相談ください。
WEB・LINE・お電話にて予約受付しています。